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命をどこまで操作してよいか
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応用倫理学講義
ES細胞やiPS細胞、遺伝子操作といった先端科学技術によって、私たちの生活や命のあり方が大きく変わりつつある。それは、人々の救いになると同時に、計り知れない危害をもたらす可能性がある。先端科学が開発される現場で、倫理の問題を追究してきた著者は、「命をどこまで操作してよいか」という究極の問いに対峙する。本書は、「道徳的地位」の考え方を導入することで、「命の操作」に関する代表的な問題を整理し、リスクとベネフィットを評価しながら、何をどこまで認めるべきなのかを実践的に考えていく。キメラ動物、人工的に作り出される脳や胚、精子・卵子、果てはまだ存在しない未来世代まで、これまでの理論ではカバーしきれない「新しい存在」の倫理についてどう考えるべきか。そのための知識と思考法を文理問わず伝授する、新次元の倫理学!
科学・技術 > 生物学
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