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カントの「嘘論文」を読む
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著者 | 小谷 英生
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出版社 | 白澤社
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発売日 | 2024年04月17日頃
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サイズ | 単行本
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価格 | 1,870 円
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なぜ嘘をついてはならないのか
「真実を言うことは義務であるという道徳的な原則は、無条件的なもの、絶対的なものとしてと受け取られてしまうならば、あらゆる社会を不可能にしてしまうだろう」というフランスの思想家コンスタンの批判に対し、カントは「人間愛から嘘をつく権利という、誤った考えについて」(通称「嘘論文」)を書き、嘘の禁止に例外はないと反論した。本書は、現代の事象を例に嘘についての哲学的分析を行なったうえで、カントの「嘘論文」を新たに翻訳し分析する。晩年のカントが鋭く提起した嘘をめぐる思考実験の意味を気鋭の哲学者がわかりやすく解き明かす。
人文・思想・社会 > 哲学・思想 > 西洋哲学
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