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白い犬とワルツを (講談社英語文庫)
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81年生きてきたサムにとって、その日ほど悲しいときはなかった。57年連れ添ってきた最愛の妻コウラが、息子のそばに葬られたからだ。75歳だった。葬儀から間もなくして、サムの前に、不思議なほど白い犬が現れた。だが、娘のケイトには犬の姿は見えない。ケイトは兄弟姉妹に、電話で「パパは幻覚を見るようになった」と言った。ある日の午後、サムが白い犬に話しかけると、犬はくんくん鼻を鳴らしながら近づいてきて、頭を彼の手にこすりつけるのだった。人生を織りなす愛と孤独と希望を、美しく、優しく描き出した名作。
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