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飛ぶ教室 (講談社英語文庫)
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かしこさをともなわない勇気はらんぼうであり、勇気をともなわないかしこさなどはくそにもなりません。勇気のある者、臆病な者、おろかな者、寄宿学校にはいろいろな子どもたちがいます。みんながクリスマスのお祝いに体育館でやろうとしていたのは「飛ぶ教室」という題の芝居でした。先生が飛行機でクラス全員をつれて、地理の授業を現地でおこなうというもので、飛行機はベスビオ火山、ギゼーのピラミッドのそば、北極、そして天国に着いてしまいます。その最後の稽古をやっていたとき、体育館の戸が荒々しく引きあけられました。…五人の生徒たちの正義と友情と、心の成長を描いた、ケストナーの傑作。
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