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越後の親鸞
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著者 | 武田鏡村
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出版社 | 恒文社
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発売日 | 1986年12月
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サイズ | 単行本
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価格 | 1,760 円
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その足跡と愚禿の実像
親鸞は、本当に越後へ流罪に処せられたのであろうか。流罪こそが親鸞の行実の根幹をなすものであり、そこから法然の提唱した専修念仏を衆生とともに深め、易行念仏への新しい展開をもたらすものであった。越後での親鸞の足跡を追ってみると、太子信仰と弘法大師信仰などに支えられた、複合的な親鸞像が浮かんでくる。その底流には、土地も持たぬ無辜の民とともにあった親鸞の、「人間解放」という絶対救済の道を求めるすさまじい執念の姿を見る。さらにまた、恵信尼とその子供らとの上越での生活を含めて、越後の親鸞のナゾの解明に取り組む。
人文・思想・社会 > 宗教・倫理 > 仏教
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