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ナラティヴ・セラピーって何?
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ナラティヴ・セラピーは、近年、カウンセリング、コミュニティワークにおいて急激に浸透してきている最先端の治療的介入法である。その要諦は、クライエントのストーリーの書き換え(リ・ストーリング)にあり、「問題が問題であり、人や人間関係が問題ではない」という前提を受け入れることからスタートする。一方でナラティヴ・セラピーは、社会学・文化人類学・フェミニズム・言語学・哲学等の多くの分野の影響をうけており、そのために臨床技法として難解なイメージを抱かれがちであった。本書には、ナラティヴ・セラピーを実践する上で重要な鍵となるいくつかの概念が、多くのケースを例示しながら簡潔に説明されている。わが国に「ナラティヴ・アプローチ」を導入した訳者の手によって、読みやすい、使いやすい、肩の凝らない最適の入門書がここに訳出された。
医学・薬学・看護学・歯科学 > 臨床医学専門科別 > 精神医学
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