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ロールシャッハ・テスト実施法
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本書は、包括システムによる実施法、コード化(スコアリング)、構造一覧表の作成法までをわかりやすく解説した入門編である。投影法としてのロールシャッハ解釈のための基礎知識が述べられ、初心者にも使えるよう、コード化の基準が、日本人の実例によって、明解かつ具体的に説明されている。さらに、特殊スコアについても、健常成人、精神障害者、犯罪者の反応例が収集・分析されている。とくに間違いやすいコード化やコード化に迷う反応について、実例による細かな解説がなされ、上級者にも参考となろう。長年にわたりロールシャッハ・テストを用いてきた著者らによる臨床実践と研究の集大成であり、ロールシャッハ・テストの最新の方式を正しく実施し適切にコード化するための、最良のテキストである。
人文・思想・社会 > 心理学 > 心理学一般
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