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双極性障害の家族焦点化療法
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気分障害の治療における家族の関与はきわめて重要である。外来治療でも入院治療でも家族の協力を求めることはまれではない。定型的な家族療法が行われることは少ないにしても、家族と協働で治療を行うことは一般的に行われている。双極性障害の治療は、薬物療法だけでなく、患者の家族や社会的な人間関係の観点にも考慮しなければならない。そうした考えから開発された家族焦点化療法(Family Focused Therapy:FFT)という心理教育的介入法について、本書では(1)この治療の開発を進めた研究と臨床の背景について、(2)評価の実施法、心理教育、コミュニケーション・トレーニング、問題解決モジュールの実施に関するマニュアルについて、の2つの面に分けて解説する。
医学・薬学・看護学・歯科学 > 臨床医学専門科別 > 精神医学
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