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風雪斬鬼剣 (コスミック時代文庫)
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闇同心・朝比奈玄堂2
北町奉行所の闇同心となった朝比奈玄堂は、悪党の岩蔵を斬殺したはずだったのだが、辛くも生きのびていた。復讐の憎悪に燃える男は、妙齢の三味線弾き・おりんをかどわかし、女を盾に玄堂を殺そうとするが、間一髪、逆襲の脇差しが岩蔵の土手っ腹を刺し貫いていた。平穏な日が、と思う間もなく、商家に押し入り、皆殺しにして金蔵を破る極悪非道の〔闇の彦市〕一味の追補に、火盗改め同心・大島文吾とともに奔走する。おりんとの情愛、彦市が通う瞽女・おくわの淫靡な誘い…闇の影を追い、凶悪の一味の姿をとらえた玄堂と大島は風雪すさぶ中、雪を血に染めて悪党どもの素っ首を刎ねてゆく。益々快調、稲葉稔・闇同心シリーズ第2弾。
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