|
|
ミサイル戦艦「大和」(3) (コスモノベルス)
|
ガダルカナル島の放棄を余儀なくされた日本は、いよいよ最終作戦を発動する。山本五十六大将が提唱するハワイ攻略作戦であった。海軍は昭和一八年九月の出動計画に合わせ、戦艦「扶桑」「伊勢」を飛行爆弾搭載艦に改造、親衛戦隊の充実を図る。一方、米海軍も、暗号解読によって日本のハワイ作戦を看破。空母を竣工し、艦隊を再建しつつあった。が、日本の大艦隊はアメリカの予測日より一週間も早く出撃を開始する。なんと山本は傍受される暗号を逆手に取り、相手を混乱に陥れる策に出たのだ。さらに「大和」「武蔵」を含む新戦艦八隻が、一〇八発もの飛行爆弾「噴龍」を発射、オアフ島全飛行場の壊滅に成功する。しかし、歓喜は束の間だった。米第五〇機動部隊が第一機動部隊本隊ではなく、防禦が薄い上陸船団の攻撃に向かったのだ。予想外の危機を救い、宿願のハワイ占領を叶えるべく、ついに「大和」の秘策が爆裂する。雄渾の戦艦を描く好評シリーズ最終巻。書下ろし長編戦記シミョレーション。
新書 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・は行
|
みんなの感想
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|