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将軍を蹴った男 誉田龍一(著) コスミック出版 - @Books

将軍を蹴った男 (コスミック時代文庫)

著者誉田龍一
出版社コスミック出版
発売日2017年02月
サイズ文庫
価格715 円

松平清武江戸奮闘記

征夷大将軍ー幕府の長であるこの将軍は、全国の武士を従える棟梁でもあった。よって、この位をめぐり徳川家では度々、権力争いが起きている。だが、次期将軍の第一候補者でありながら、権利をあっさりと放棄した人物も実在した。上州館林藩主松平清武、その人である。清武は、三代家光の孫にして六代家宣の実弟という血筋。いわゆる直系男子であった。が、七代家継が危篤に陥った折、年齢や藩政の実績を理由に将軍就任を拒み続ける。これには、清武の真意があった。城に居ては庶民の目線を失う。長屋に暮らしながら悪人退治をしたかったのである。紀州から迎えた八代吉宗を市中から支え、享保の改革の片棒を担いだ清武…。熱く、波乱に満ちたその活躍を描く、期待の新シリーズ!

文庫 > 小説・エッセイ
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・は行

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