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浪人八景(下) (コスミック時代文庫)
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山手樹一郎傑作選
比良雪太郎が命を賭して守ろうとした姫君とは、明石藩松平家の三女・露姫であった。人形のような高雅な姫と、国家老の嫡男であった雪太郎は幼馴染みであり、将来を密かに約束していたのである。だが露姫は十六歳の春、和州郡山藩松平又一郎の元への輿入れが決定。二人は引き裂かれた上、さらなる不幸が襲う。郡山家では国家老の赤柴刑部が暗躍、重篤となった又一郎に替わって分家の隠居を跡目に立て、露姫をも分家の嫁にして藩政を牛耳ろうと企んでいたのだ。これも宿命と、お国入りの姫を護衛する雪太郎…。決死の一戦は目前に迫っていた!国民的人気作家の評判作を刊行する「山手樹一郎傑作選」第六弾!!
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・やらわ行
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