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若さま人情剣(上巻) (コスミック時代文庫)
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山手樹一郎傑作選
時の将軍家斉の子、斉忠を藩主に押しつけられ、若隠居の憂き目を背負わされた松平鶴三郎。天降り藩主の非道ぶりに心を痛めつつ、これも運命と受け入れ、粛々と日常を送っていた。しかし、妹のように慈しんできた用人笹島喜兵衛の娘、三千代に斉忠の毒牙が伸びた時、鶴三郎はついに彼の頭を殴りつけ出奔してしまう。しかし、斉忠はどうしても諦めきれずに、さまざまな策略を凝らして三千代を奪い去ろうとする。狼藉者たちに狙われる小料理屋のお今と旅篭屋のおとよを巻き込みながら、鶴三郎は三千代を守り抜けるのか!?国民的人気作家・山手樹一郎の評判作を刊行する「山手樹一郎傑作選」。第十弾は、『若さま人情剣』上下巻、二巻同時発売!!
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・やらわ行
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