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さむらい恋慕剣(上巻) (コスミック時代文庫)
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山手樹一郎傑作選
丹波亀山家五万石の家老、鶴田礼三郎は大きな悩みを抱えていた。三年前に病死した先君・忠光の実弟・当主忠之は、美貌の兄嫁・お茂さまにご執心で、かくし妻にしようと画策。その橋渡し役を礼三郎に命じたのだが、不憫に思った礼三郎は脱藩まで決意し、お茂を下屋敷から出奔させる。当主の命令に背いた礼三郎は、側用人・黒崎重四郎たちに追われることに。執拗な追手から逃げ回る礼三郎たち。当初お茂を奪うことだけが重四郎の目的かと思われたのだが、その裏に大きな野望を抱いていたのだったー。
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