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江戸名物からす堂 (コスミック時代文庫)
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八辻ガ原人情占い
“からす堂”は、なんでも十六文で占うという観相家。くたびれた黒絽を着流し、博多帯に雪駄履き…と、どうみても尾羽打ち枯らした浪人者だ。ところが、深編み笠をぬぐと定九郎ばりのいい男。色恋も断って千人悲願のために八辻ガ原に立つ。そんなからす堂に、なわのれん「たつみ」のお紺ねえさんが惚れてしまったから、さぁ大変。あらぬ想像をして勝手にやきもちをやき、泣いたり笑ったり、忙しいことこの上ない。頭脳明晰、類まれなる観察力とあたたかな人情で、難問をかかえた人々を助け、鮮やかな剣さばきで悪を暴くからす堂。その正体は?お紺ねえさんの想いは叶うのか!?国民的人気作家山手樹一郎による超痛快時代小説。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・やらわ行 文庫 > 小説・エッセイ
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