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江戸桜金四郎 (コスミック時代文庫)
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人情つむじ風
訳あって家出をした金さんこと遠山金四郎は、団十郎吉という遊び人に指南され、しりっぱしょりにぬすっとかぶり。吉原のおいらん小町に可愛がられ、すっかり遊び人気取り。それが船徳の看板娘お玉に出会って居候を決め込むばかりか、「お玉ちゃんの金さん」と噂されるほど相惚れの仲に。うっかりすると大身旗本三千石の遠山家の若様ぶりが出て、金さんに惚れ抜いているお玉は屋敷へ帰りゃしないかと心配でたまらない。人の罪を暴く手伝いなどしたくない金さんだが、悪い奴は許せない。知恵と度胸で次々と悪人を裁く名奉行・遠山の金さん若かりし頃の爽やかで人情味溢れる放蕩っぷりを描く。国民的人気作家山手樹一郎による超痛快!時代小説。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・やらわ行 文庫 > 小説・エッセイ
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