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隠れ真田の秘密 八州廻り料理帖(第2巻) (コスミック時代文庫)
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関八州を取り締まる役人・関東取締出役(通称「八州廻り」)の藤掛右京は、役目で訪れた土地の料理を仕入れ、江戸に開いた小料理屋「八味」で客に供する包丁人でもある。今回、上州(群馬)見廻りの任についた右京は、下仁田の寄場役人らによって、ひそかに飼育された上州牛のすき焼き鍋の供応を受ける。獣肉食を忌み嫌う時代にあって「薬食い」として、この地にひそかに伝わる牛肉料理。実は九十三歳まで生きて長命で知られた初代沼田藩主・真田信之と、隣接する高崎領を治めた井伊直政に由来するのだという。このすき焼き鍋に隠された凶賊捕縛の鍵をつかんだ右京は、上州の蝮の羅刹と、江戸に潜伏する鬼颪の喜三郎らに肉迫する!好評シリーズ第二弾。
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