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絹の波間に見る夢は (マグノリアロマンス)
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貴族の長男との結婚が決まっていたヴァルディスは、癲癇の発作を起こしたことで家族から厄介払いされた。コンスタンティノープルの奴隷市で皇帝の宦官長であるダミアンに買われた彼女は、恐ろしい陰謀に巻きこまれていく。彼女の唯一の希望は、故郷を追放された男ー皇帝の親衛隊に属するエリクだ。ギリシア語を教えてくれる彼にじょじょに惹かれていき、いつの日か、コンスタンティノープルを離れてふたりで暮らすことを願うようになる。だがヴァルディスは、将来の自由と引き換えに、逃亡が不可能なハレムへと送りこまれてしまう。エリクとの愛をつらぬくためにも、彼女は陰謀に加担せねばならず…。
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