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聖人を誘惑して (マグノリアロマンス)
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男爵家の娘のクレオは、父親の死後、管財人である伯父からの手当をほとんど受けられず、貧しい暮らしを強いられていた。このままでは、大切な弟を学校に行かせてやれないどころか、伯父に取りあげられてしまう。困りきったあげく、銀行の頭取室で出会った侯爵の庶子でナイトの称号を持つザンダーに、彼女は結婚を持ちかける。結婚すれば、自分の金を自由に使えるようになるからだ。裕福ながらも、事情があって事業に投資する金が必要なザンダーは、クレオの申し出を受け入れるしかなかった。しかし、己の出自ゆえに、貴族とはかかわりをもちたくないと考えていてー。
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