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黒髪の王子とダンスを (マグノリアロマンス)
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幸せな少女時代、サビーヌの憧れは侯爵家の長男、『黒髪の王子』ことジュールだった。社交界デビューすれば、きっと彼に気づいてもらえる。舞踏会でダンスできるかもしれない。愛の告白だってされるかも…。だけど、いまは見ているだけとあきられていた。月日は流れ、父親を亡くし、双子のイザベルは行方不明となり、住む屋敷も失ったサビーヌは、債務者監獄へ入れられぬよう王国に納税するために、海賊の銀貨を盗む決意をする。娼婦に扮した彼女は、眠り薬を混ぜたワインとともに、海賊たちの野営地へと乗り込んでいく。そして、彼女の『黒髪の王子』が頭領だと知って…。
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