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ブロークン・エンジェル(上) (フェニックスシリーズ)
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イギリスのSF作家、リチャード・モーガンの代表作「タケシ・コヴァッチ・シリーズ」の第2話。心がデジタル化され、体から体への乗り換えが可能となった27世紀のサンクション第四惑星。前作とは異なるスリーヴ(肉体)で再生したタケシ・コヴァッチは、莫大な利権が絡む火星人の遺跡探検の話を持ち掛けられる。強制収容所に入れられていた考古学者を救出して案内人とし、資金源となる商社を巻き込み、戦闘要員を調達して、幾重もの熾烈な戦いが待ち受ける発掘の旅に繰り出す…。本作で、リチャード・モーガンはSFと戦争小説とスパイ・スリラーを融合させた、名伏しがたい壮大な世界を構築。確実で繊細なキャラクター造形、リアルなテクノロジー描写、スリリングで深みのある筆致ーすべてが超一級の名作。
小説・エッセイ > 外国の小説
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