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ファスターー1930年代のモータースポーツカルチャー (フェニックスシリーズ)
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自動車が発明されて以来、スピードの記録は人々の想像力をかき立ててきた。1930年代は、ヒルクライム、サーキット、都市間ラリー、最速記録の挑戦など、あらゆる種類のレースが急速に増加していたが、開催のたびに惨事を伴う危険なものだった。それでも(だからこそ)人びとは熱狂し、その速さとエンジンの轟音を体感しようとサーキットに押し寄せた。本書は、当時のモータースポーツ界の内幕を再現したノンフィクション。自動車産業からの視点を通して、大戦へと突き進んでいったヨーロッパの様子が如実に伝わる。全編に散りばめられたレースシーンは圧巻。掲載写真多数。いまもなお、私たちを勇気づけてくれる不屈の挑戦者たちがここにいる。モーター・プレス・ギルドのベストブック・オブ・ザ・イヤー。ディーン・バチェラー賞の自動車ジャーナリズムの優秀賞受賞。
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