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グラフィックノベル 少女が見た1945年のベルリン クラウス・コルドン(著) パンローリング - @Books

グラフィックノベル 少女が見た1945年のベルリン (フェニックスシリーズ)

著者クラウス・コルドン / 鵜田良江
出版社パンローリング
発売日2022年03月
サイズ単行本
価格3,080 円

1945年春のベルリン。連合国軍が最後の空爆をおこない、地上ではソビエト連邦の赤軍が迫っていた。この街で暮らすエネは12歳。生まれてまもないころ、ナチスの共産党弾圧で両親が逮捕されたため、育ててくれた祖父母のもとで終戦やソ連軍の進駐を経験する。戦争のない「はじめての春」が訪れたある日のこと、ひとりの男が家の前にあらわれた。それはブーヘンヴァルト強制収容所から生還した、エネのお父さんだった。知らないはずの人なのに、なぜか身近に感じるお父さん…。本書は、クラウス・コルドンの長編小説を原作としたドイツのグラフィックノベル。第二次世界大戦の末期を生きる少女の物語である。爆撃により廃墟と化したベルリンで、極限の恐怖を強いられながら平和を待ち望む人びとが、市街戦を生きのびたようすを描いている。



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