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初恋ふたたび (悦文庫)
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葛西潤平が出版社を辞めて信州、小諸に移り住み、山岳写真家となってから四年半ー。あと一年で五十歳を迎える葛西には、十年前、写真部のチーフを務めていた時代に一緒に信州を旅し、一夜を共にしたアルバイトの女子大生、杏子との切なくも苦い思い出があった。以来、彼の心の中には“乙女”杏子がずっと棲み続けているのだ。大家の若奥さんや行きつけの蕎麦屋の娘、女友だちの編集者ーいくつもの艶夜を過ごしながらも、杏子との再会を夢見る葛西だが…。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・さ行
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