|
|
〈半島〉の精神誌 (ノマド叢書)
|
著者 | 桜井進
|
---|
出版社 | 新曜社
|
---|
発売日 | 1995年02月20日頃
|
---|
サイズ | 単行本
|
---|
価格 | 2,420 円
|
---|
熊野・資本主義・ナショナリズム
「〈半島〉を歩くことをふと思い立った」という魅惑的な一行で始まる本書は、〈半島〉という特異な空間から「近代」の意味を問い直そうとする、方法も文体も全く新しい試みである。熊野を歩きまわりながら著者の思索は、朝鮮半島をへてイタリアへ、折口信夫からベンヤミン、フーコーをへてマーラーへと広がり、閉じつつ開いた〈半島的なるもの〉が資本主義、ナショナリズム、ファシズムなどの近代を特徴づける重要な問題にいかに深く関わってきたかを解き明してゆく。
人文・思想・社会 > 民俗 > 風俗・習慣
|
みんなの感想
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|