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陽炎の匂い (ヴィレッジブックス)
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見渡すかぎりの小麦畑にさびれた食料雑貨店、昔かたぎの保安官ーまるで時代に取り残されたような田舎町テタムカ。ニューヨーク帰りの弁護士ドルーの小さな事務所で働きはじめたチャンタリーンは、町の郵便局長セルマから長らく行方不明の夫捜しを依頼される。やがて見つかったのはハンサムな流れ者のカウボーイ。30年近い月日を隔てた夫婦の再会は感動的に思えた。が、数日後、彼女はセルマから思わぬ相談を受ける。「あれは夫じゃない。顔はそっくりだけど赤の他人よ!」だとすれば男は一体誰なのか?そんな矢先、思わぬ死体が見つかり…。04年メアリ・ヒギンズ・クラーク賞受賞作。
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