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赤橙黄緑青藍紫改訂第3版
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色の意味と文化
既刊の色彩書が、いわば現代の色彩研究の表通りを主として紹介したものだったとすると、この本は、裏通りや横丁、露地の奥まで足をのばして、もう少し身近かな色の実感を確かめてめることが主な内容である。つまり、すでに紹介されているような、実用的「色彩入門」ではなく、個々の色を主役として、色の多義的な解釈を紹介した教養書でる。直接、何かの役に立たない色の知識は、「是れすなわち空なり」と思われるかもしれないが、色彩洪水の日常に馴れて、いたずらに浪費してきた身近かな色たちを、あらためて見直していただくきっかけとなるならば、それこそ「空即是色」ということになるだろう。
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