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ビザンツ貴族と皇帝政権 (金沢大学人間社会研究叢書)
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コムネノス朝支配体制の成立過程
11世紀後半、ビザンツ帝国は未曽有の危機に直面していた。対外的危機が日増しに昂進するなか、門閥貴族が皇帝権力を巡って抗争を繰り広げたことが政局の混迷に拍車をかけた。激動の歴史を追い、最新の印章学研究の成果を駆使して権力闘争の当事者である貴族たちの実像に迫り、一連の抗争の最終的な勝利者となったアレクシオス1世が強固な権力基盤を獲得し、新たな支配体制を樹立するまでの軌跡を論究する。
人文・思想・社会 > 歴史 > 世界史
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