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ぼくはいつも隠れていた レイ・ベントゥ-ラ(著) 草思社 - @Books

ぼくはいつも隠れていた

著者レイ・ベントゥ-ラ / 松本剛史
出版社草思社
発売日1993年02月22日頃
サイズ単行本
価格1,601 円

フィリピン人学生不法就労記

フィリピン人出稼ぎ労働者のメッカ、横浜・寿町で、不法就労者として暮らした日々を綴った異色のノンフィクション。毎朝立ちんぼをして3K仕事をもらい、警察や入管におびえながらその日暮らしを送る。そして色男のロメロ、「コトの女王」マーギー、暴れ者のミゲル、大学まで出ながら娼婦になった頭のおかしいダニーなど、コトブキの住人たちとつきあううちに、彼らが日本にやってくるのは、貧困から抜けだすためではなく、もっと金を稼ぐため、より豊かな暮らしとステイタスを手にするためだということを知る。「コトは楽園」と言うとおり、コトブキの生活には奇妙な自由さがあった。

人文・思想・社会 > 社会 > 労働

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