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カプラー医師の奇妙な事件
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殺人者になった医師
1990年4月、ジョギング中の男性を車でひき殺して逮捕された麻酔専門医カプラーは、75年に3人の患者を殺そうとし、80年には致死量の麻酔薬を打って患者を心拍停止に陥らせた。85年にも患者の人工呼吸器を故意にはずした疑いで起訴されたが、証拠不十分で棄却された。この間ずっとカプラーは、精神科に通いながら医者を続けていた。“声”に命じられるまま奇行をくり返すカプラーの病状をひた隠しにした妻、異常に気づきながら手を打たなかった病院の同僚たち…。カプラーの生い立ち、事件、そして裁判を追いながら、医師たちの隠された一面、精神鑑定の危うさをあばいてゆく。現代版『ジキル博士とハイド氏』というべき衝撃のノンフィクション。
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