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金大中仮面の裏側
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元韓国情報部員の告発
苦節30年、1998年に念願の大統領の座を射止めた金大中は、次なる目標をノーベル平和賞と定め、政権レベルで受賞工作を開始する。ノーベル賞関係者に働きかけ、「太陽政策」を世界にアピールし、日本人拉致に関与した工作員を北に返還した。南北会談をピョンヤンで開くことが最後のひと押しだ。それは受賞のための「画期的な突破口」となるはずだったー。受賞工作の一端を担った元韓国情報部員が、南北会談を実現するべく金正日に15億ドルの“ワイロ”が送られ、結果として北朝鮮の核開発に手を貸したと告発。「民主化闘士」の仮面で糊塗された金大中の恐るべきマキャヴェリズムを鋭く批判する。朝鮮半島をめぐる危機の淵源を知るための重大証言である。
人文・思想・社会 > 歴史 > 伝記(外国)
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