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文庫 「日本の朝鮮統治」を検証する1910-1945 (草思社文庫)
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内外の朝鮮統治史研究においては、統治下朝鮮の人々の否定的な体験に焦点を絞った民族史観的パラダイムが大勢を占めてきた。だが、こうした体験談のみで統治のすべてを語れるのか。米国人研究者が統治史研究の最前線を紹介・批評しつつ、史実に基づき、統治の実態を可能な限り客観的に検証。日本の植民地政策は「当時としては驚くほど現実的、穏便かつ公平で、日朝双方の手を携えた発展を意図した」ものであり、朝鮮の近代化に貢献し、戦後韓国の発展につながったことを明らかにしていく。ナショナリズムに偏した一面的な歴史認識に180度の修正を迫る第一級の研究書。
文庫 > 人文・思想・社会 人文・思想・社会 > 政治
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