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文庫 武士に「もの言う」百姓たち 渡辺 尚志(著) 草思社 - @Books

文庫 武士に「もの言う」百姓たち (草思社文庫)

著者渡辺 尚志
出版社草思社
発売日2022年04月05日頃
サイズ文庫
価格935 円

裁判でよむ江戸時代

江戸時代の百姓は、武士に支配されるだけの「もの言わぬ民」ではなく、家を守り、村をよくするためには果敢に訴訟をおこした。それを裁く武士も、原告・被告の百姓が納得する判決を下さなければ、支配者としての威厳を保てなかった。本書では、江戸時代の訴訟・裁判を概観しつつ、信濃国の松代藩真田家領内でおきた百姓の訴訟を取り上げ、騒動の始まりから判決までの全過程をつぶさに解説。百姓と武士の意外な関係を明らかにする。

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