|
|
アルフレッド・ノ-ベル伝
|
ゾフィ-への218通の手紙から
1876年の夏、当時43歳だったノーベルは、ウィーン近郊の花屋で20歳になったばかりの娘ゾフィー・ヘスに出会い、恋に陥った。男は才能と教養を備えたスウェーデン紳士で、努力と自制心の人であった。一方、女は無教養でわがままで不作法な下町娘にすぎなかった。男は女に、一方的に金品や別荘や豪華な衣服を買い与え、二人の関係は18年もの間続くことになった。しかし、二人の仲は、娘が若き将校の子を宿すことによって破局を迎え、結果として、男が女に宛てた218通という膨大な数の書簡が残されたのである。本書では、この書簡を軸に人間アルフレッド・ノーベルの孤独な姿が描き出される。
人文・思想・社会 > 歴史 > 伝記(外国)
|
みんなの感想
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|