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沈黙と美
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遠藤周作・トラウマ・踏絵文化
新しい日本画の表現を確立し国際的に評価される現代美術家、マコトフジムラ。クリスチャンでもある著者が、遠藤周作の『沈黙』に導かれて隠れキリシタンの歴史に踏み入り、踏絵のトラウマが生んだ日本独自の美術、文化、風土へ深い洞察力をもって挑む日本論。自身の信仰と創作の歩みを遠藤周作のたどった道にオーバーラップさせる自伝的な試みでもある。東京国立博物館での踏絵との出会い、家族と暮らすニューヨークでの9・11体験、長崎グラウンド・ゼロへの巡礼ー。暗闇と不信の時代の先に、著者が見つけた希望とは?
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