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冬至まで(下)
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クリスマス間近のスコットランドが、世代の異なる孤独な五人を、一つ屋根の下に暖かく包みこむ。孤立と結びつき。一度手放した人生の糸をたぐりよせる人々が、磁石に吸いよせられるように、北スコットランドの古い家で、ともに暮らしはじめた。邪魔者として不幸せな家庭を逃れ出てきた13歳のルーシー。ルーツへと向かうサム。傷心を癒すキャリー。悲哀に向き合うオスカーと寄り添うエルフリーダ。それぞれが自分本来の場所を探し求めて、新しい出発のときを迎える。一年で昼がいちばん短い日-冬至。信頼と癒し、生きる希望。家族愛。円熟の筆で静かに繰り広げられる物語のタペストリー。感動の傑作長編。最新のベストセラーを定評ある中村妙子の名訳で贈る。
小説・エッセイ > 外国の小説
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