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ホワイト・ロビンと村の学校
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ある日、村の学校の校庭の片隅に白子のロビンが姿をみせる。ホワイト・ロビンがやってきた-珍しい小鳥の出現にフェアエーカー村の人々は色めき立つ。子どもたちの驚きと喜び。うつくしい小鳥は、いつしかミス・リードの教える村の学校の暮らしにもとけこむが、悲劇は起こった。生徒たちの目の前で、一人の少年によってホワイト・ロビンが殺された。子どもたちの間に走る衝撃。悲しみにしずむ村。子どもたちの心の傷に癒しのときはおとずれるのか。英国の豊かな自然に囲まれた村の学校を舞台に、喜びと悲しみ、失望と希望を四季の移ろいのなかに感動的に描く。英国を代表する田園作家ミス・リードの佳品を中村妙子の名訳で贈る。物語が、時と場所をこえて、わたしたちの『いま』を照らし出す。
小説・エッセイ > 外国の小説
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