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仮名法語の研究
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道元・盤珪をめぐる諸問題
仮名法語は、仏教の教えを仮名文で、説話や巧みな手法(方便)を交えて分かりやすく説いた祖師や高僧のことばである。主として鎌倉時代に新仏教の祖師たちが教団の僧や庶民階層の布教に際し流布したものである。昭和三十年代の初めころから、仏教的著作や思想を表す作品も文学として扱うことになり、仮名法語を文学の視点から研究するジャンルが開かれ、日本文学史にも『正法眼蔵』や『歎異抄』等が文学作品として登場することになったのである。本書では、道元の『正法眼蔵』『永平廣録』『正法眼蔵随聞記』及び盤珪の仮名法語について研究したものである。
人文・思想・社会 > 宗教・倫理 > 仏教
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