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緑土なす 新婚旅行と、遠い雷鳴
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結婚から二年目、海を見たことのない今世王と足弱は、灰色狼たちに守られて、海のある東へ新婚旅行に出かける。初めて見る大海原、初めて見る大海原、初めて出会う異国の民。だが王族に忠義を尽くすゆえに病んでしまった灰色狼の一人が、過剰な防衛行動に駆られて、足弱を救おうとし…!今世王と足弱の新婚旅行編に加えて、原初の十人の王族のひとり、イツシンと灰色狼の出会いを描く古代編「花と狼」も収録。待望の続編書き下ろし!
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・ま行
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