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団地映画論
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著者 | 今井瞳良
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出版社 | 水声社
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発売日 | 2021年03月
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サイズ | 単行本
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価格 | 4,400 円
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居住空間イメージの戦後史
団地から見渡す戦後映画史&住宅史。戦後の住宅難を受けて建設された“団地”は、日本人の新しい生活様式を象徴する憧れの的であったが、高度経済成長が下火となる1970年代にはその新奇性は早くも揺らぎ、80年代以降は社会発展の残滓・病理とみなされ、今やノスタルジアの象徴でもある。歴史の中で「新時代」「密室」「郊外」「不気味」「懐古」など千変万化のイメージをまとってきた団地は、映画においては覗きの標的、昼下りの情事の寝床、活動家の潜伏地、男の子たちの戦場、幽霊の住処…など、相貌を変えながらもやはり時代の息吹を指し示す存在としてあったーつねに同時代を代弁/批評してきた“団地映画”を解読し、「住むこと」の変遷を描き出す、はじめての本格的団地映画論!
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