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靖献遺言
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江戸時代中期の思想家・浅見絅斎(あさみけいさい)が三年の歳月をかけて執筆した『靖献遺言』-それは忠義に命を懸けた八人の大陸の男たち「屈原、諸葛孔明、陶潜、顔真卿、文天祥、謝枋得、劉因、方孝孺」を描いた評伝であった。なぜ絅斎は、日本ではなく、中国の忠臣義士について書くことにしたのか。なぜ現在、封印された書となっているのか。そして、同書にはなにが描かれているのか。勤王の志士、神風特攻隊員に愛読された『靖献遺言』を口語訳し、解説する。
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