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黒伯爵の花嫁選び (ラズベリーブックス)
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先代アマースト伯爵令嬢ヘンリエッタは、絶望していた。花嫁選びのパーティが始まるやいなや、花瓶の水をかぶってしまい、隠れる間もなく当の相手が登場したのだ。おまけに花粉のせいでくしゃみがとまらない。注目を浴び、身体の線も露わになってしまったヘンリエッタは、黒伯爵と呼ばれるサイモンと最悪の出会いを果たしたのだった…。一家には姉妹しかいなかったため、亡き父の爵位は遠縁だったサイモンに引き継がれたが、彼の妻になれば、思い出の詰まった屋敷を取り戻せる。だが、ヘンリエッタはドレスやリボンといった淑女が得意とする分野に興味がなく、ハーブや植物の研究ばかりに熱心なうえ、緊張するとうまく話せなくなり、動きもギクシャクしてしまう。はたして、型破りな令嬢ヘンリエッタは、謎めいた過去を持つ伯爵の花嫁に選ばれるのかー?日本初登場作家の甘いリージェンシー・ロマンス。
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