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刺青強奪人(上) (竹書房文庫)
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イギリス南部のリゾート都市ブライトンで、男性の惨殺死体が発見される。身元不明の死体の背中には、えぐられたような大きな傷があった。検死の結果、まだ生きているあいだに皮膚を剥がされた痕と判明する。捜査指揮官に任命された若き警部補フランシス・サリヴァンは、被害者の全身を覆っていたタトゥーを手がかりに捜査を開始する。第一発見者で、タトゥー・パーラーの経営者マーニー・マリンズの協力を得て、被害者がタトゥー愛好家であることが判明するも、犯人につながる手がかりは掴めなかった。早くも捜査が行き詰まったかと思われたとき、第二の死体が発見される。やはり全身にタトゥーを入れていた男性の頭部だけが切断され、持ち去られていた…。国際犯罪小説祭「ブラッディ・スコットランド」の勝者が贈るサイコスリラー、日本上陸!
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