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忘却の河(上) (竹書房文庫 さ12-1)
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1995年6月19日、名門高校の教師申明は何者かに殺された。殺害された生徒と恋愛関係にあったのではないかと疑われていた直後のことだった。慕っていた生徒や同僚、そして婚約者の谷秋莎からも見放されてー。先に起きた女子高校生殺人事件との関係などが疑われたが、結局真相はわからず事件は未解決となった。時は流れ、2004年。谷秋莎は訪れた小学校で、すらすらと漢詩を暗誦する小学3年生司望と出逢う。父が経営する私立学園の良い広告塔になると思ったのだが、次第に司望に執着していく秋莎。ある日、ふたりは廃車のトランクから死体を発見する。それはあの申明の旧友の死体だった。忘れたはずの因縁が甦り、そして司望にちらつく申明の影。天才小学生は申明の生まれ変わりなのか?いま、輪廻が巡り始めるー。
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