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恐怖箱 呪禁百物語 (竹書房怪談文庫 HO-564)
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四人の怪談蒐集家が独自の取材で聞き集めた実話を代わる代わる紡ぐ百物語。今から人が死にますよ…駅のホーム、ふいに囁かれた声はどこから?「予告」、おにぎり工場の釜の湯気に浮かぶ顔。笑っているうちはいいのだが…「飛顔」、月に一度予知能力が開花する女性。条件が二つあり…「勘がいい人」、二週間に一度クラブのママの家を訪れる霊。徐々に距離が縮まって…「通い婚」、駐屯地の敷地内にある木杭。それを蹴った自衛隊員は…「同情無用」、水回り限定で怪異の起こる家。毎年七月の同日に見る恐ろしい夢とは…「命日」ほか、短夜にさらりと読めて深く残る恐怖譚、珠玉の百話をどうぞ。
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