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レディ・ホイッスルダウンの贈り物 (ラズベリーブックス ブリジャートン家短編集 ク2-37)
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1814年初頭のロンドンは例年にないほどの寒さにつつまれていた。テムズ川は凍り、街中に雪が深く積もっている。そのものめずらしさに惹かれ、いつもは郊外で冬を過ごす貴族たちも続々とロンドンに集っていた。ドルリー・レーン劇場は満席、テムズ川ではスケート・パーティ、さらにバレンタイン舞踏会までもが開かれる。そこでは冬の寒さも忘れさせるようないさかいと恋がはじまろうとしていたー。例えば、自分をふった元求婚者の兄とワルツを踊るはめになるようなー。全米で1000万部の売り上げを誇る“現代のジェイン・オースティン”ジュリア・クインと3人の人気作家が、謎の新聞記者レデイ・ホイッスルダウンを通して描く、冬のロンドンに咲いた4つの恋物語。RITA賞ノミネート作にして、ドラマ“ブリジャートン家”原作シリーズ!
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