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四ツ山鬼談 嗣人(著) 竹書房 - @Books

四ツ山鬼談

著者嗣人
出版社竹書房
発売日2024年03月29日頃
サイズ単行本
価格1,650 円

「これを、漆喰に混ぜて塗れ」依頼主から左官に渡されたのは小さな白磁の壺。仕事は「ある家」の外壁の塗り直し。「家の中には入ってはならん」何が見えても聞こえても。熊本県荒尾市。かつての炭鉱と競馬場と干潟の町。雨が降れば、土地に染み付いた念が湿った煤の匂いとともに立ち昇る。町のそこかしこに潜み、たたずみ、彷徨う黒い人。「夜行堂奇譚」の著者が故郷を舞台に描く、奇怪な幻燈のごとき怪。これは、鬼の話であるー。

人文・思想・社会 > 心理学 > 超心理学・心霊
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・た行

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