|
|
優雅な生活が最高の復讐である (ポケットスタンダード)
|
1920年代のフランス。信じがたいほど素敵な生活をいとなむアメリカ人の夫婦がいた。ジェラルドとセーラのマーフィ夫妻。祖国をしばし離れて生きることを選んだこの夫婦は、はじめはパリで、つぎは地中海を望むカンヌからそう遠くないアンティーブで、時代を画する素晴らしくクリエイティブな才能たちーピカソ、コール・ポーター、レジェ、ヘミングウェイ、スコットとゼルダのフィッツジェラルド夫妻ーを親しくもてなし、その創作活動に多大な影響をあたえていた。ジェラルド自身も画家だった。活動していたのはたった8年だったが、わずかながらも作品はしっかりとのこし、それらはいまはMoMAのコレクションにもなっている。本書は、そんなマーフィ夫妻のあざやかな生活を追いかけたカルヴィン・トムキンズのもはや古典ともなったノンフィクションの傑作。70点ちかい家族アルバムに加えて、ジェラルドの絵の数々が夫妻の優雅な生活をよみがえらせる。
文庫 > 人文・思想・社会 文庫 > 小説・エッセイ ホビー・スポーツ・美術 > 美術 > 西洋美術
|
みんなの感想
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|