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ドキュメント介護保険
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北九州市の挑戦
本書は、90年代半ばに“北九州方式”と呼ばれ高齢者福祉の先進自治体といわれた北九州市の、介護保険制度施行後2年あまりまでの約10年間の記録である。措置時代に、国の施策を先どりしていかにトップランナーに踊り出たのか。その先進地域は、全国一律の制度として登場した介護保険にどう対応しようとしたのか。制度が定まって開始までがわずか2年という混乱の中で、スタートは実際にはどう切られたのか。新制度スタートの後、次々と噴出する問題にどう対応したのか。そしてこうした先進性は、市職員、従来高齢者福祉を担ってきたヘルパーなど現場の実務者、介護保険を契機に新規に参入した事業者、そして措置制度から新制度への変化を見てきた住民にどうとらえられたのか。こうした問題意識で、“介護保険の使用前・使用後”の10年間をドキュメントした。
人文・思想・社会 > 教育・福祉 > 福祉
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