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覇狼　上巻　新装版

著者	大下　英治
出版社	桃園書房
発売日	1994年03月
サイズ	新書
価格	854 円

広島やくざ戦争

戦後の広島では地元の新旧やくざの勢力争いが激しさを加えていた。一方、中国地方を勢力圏に収めようとする関西２大やくざ組織はそれぞれ地元勢力と手を結び、抗争は“代理戦争”の様相を呈しつつあった。３代目共雄会の会長となる山岡久は、当時廃墟と化した広島で一匹狼の暴れ者だったが、岡組の幹部・服田武親分にその腕と度胸を買われ、次第に頭角を現わしていった。

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